あなたにおすすめの抱っこひも・おんぶひも、コンサルティングします!

北極しろくま堂ではスリング(キュット ミー!、キュット ミー!823、キュット ミー!Simple)、おんぶひも、へこおび、WrapTaiと製品ラインナップがあります。種類があると、どれがいいのか迷ってしまいますね。それぞれにメリットデメリットがあり、使う人のご要望に応じておすすめしたい製品は異なってきます。今月のメルマガでは、製品選びの手助けになるよう、お悩み・ご要望別に抱っこひもをご紹介いたします!

赤ちゃんがぐずったときにさっと抱っこがしたい

スリングがおすすめ!コツをつかむまでに少し練習が必要ですが、抱き入れ方をマスターすれば30秒で抱っこもできる!?

スリングを肩にかけた状態から20秒で抱っこする動画はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=lCbuOaiWQE8

寝かしつけにぴったりの抱っこひもがほしいです。

 スリングがおすすめ!抱きおろしがスムーズで抱っこひもごと赤ちゃんをおろせます。うまくなれば、寝てしまった赤ちゃんを起こさずおろすことができます。


 ※スリングからの抱きおろしの方法

①リングを立てて緩めます。
②赤ちゃんをスリングごとベッドにおろします。
③使用者が頭から抜けます。
スリングをまとったまま寝かせておくこともできます。
☆ポイント☆

眠っている赤ちゃんをおろす時は、M字になった脚が伸びないように、使用者の膝やクッションや丸めたタオルを赤ちゃんの膝下に入れると、起こしてしまいにくいです。
(詳しくは次回メルマガにて!)

外出先でも使いやすい抱っこひもがほしいです。

 スリングがおすすめ!スリングは布を床につけることなく抱っこができます。装着にも時間がかかりません。

歩き始めて、抱いたり降ろしたりの頻度が高くなりました。

 スリングがおすすめ!抱き降ろしが簡単スピーディーなので、歩き始めのころから、2〜3歳の抱っこまで重宝します。その他赤ちゃんと自動車に乗る機会が多い場合も、スリングならチャイルドシートの乗せおろしがスムーズです。
また、背が高くなって来た頃のお子様の抱っこが一番しやすいのもスリングです。腰抱きができるので、顔がぶつかって、前が見えなくなることがありません。

 ※背が高くなってきた子のスリングでの抱き方

①ポーチを大きめに作って、上からかぶせる。
②子どもを抱き上げてテールを引き、ポーチの大きさを調整する。

電車に乗るなど長時間抱っこしても疲れにくいものが欲しいです。

へこおび または ベビーラップがおすすめ!
へこおびは両肩と背中を幅の広い布が覆うので長い時間抱っこしていても疲れにくいです。
さらにベビーラップなら体への負担はもっと軽減されます。
寒い時期に使用する場合は、へこおび/ベビーラップをして、その上から上着を羽織るようにします。
へこおびやベビーラップは長いので床に布がつきやすいです。自宅で巻いてからお出かけ、というシチュエーションなら気にする必要はないのではないでしょうか。

家事の合間にさっとおんぶがしたいです。

昔ながらのおんぶひもがおすすめ!おんぶが一番スピーディーにできます。重たい子の場合は長時間おんぶするのは大変かもしれませんが、家事の合間の短い時間のおんぶなら1本あると助かります。8キロを超えてきたお子様にぴったりのニー・トゥー・ニーサイズもあります。

動画はこちらをご覧ください。

ばってん式 https://youtu.be/pv4XQ9GgKJA

リュック式チベタンフィニッシュ 

https://www.youtube.com/watch?v=iGHx8T93OuQ

ベビーラップにチャレンジしてみたいけれど、使いこなせるか不安です。

布製抱っこひもが初めてならば、まずはへこおびからトライしてみるのがおすすめです。ベビーラップと比べて幅が狭いので布の扱いが難しくありません。また価格もベビーラップの1/2〜1/3程度なので、手が出しやすいですね。
すでにスリングやへこおびのユーザーさんならば、ぜひベビーラップにチャレンジしてみてください。

※へこおびとベビーラップの違いについての特集はこちら。

または、WrapTaiもおすすめです。抱っこのスタイルは限られますが、ベビーラップに似たホールド力を手軽に味わえます。

※WrapTaiの使い方はこちら。

子どもが重たくなってきて、へこおびの抱っこ・おんぶでは辛くなって来ました。

ベビーラップに切り替えてみたらいかがでしょうか?必要最低限の結び方ができればそれで十分、という方はショートラップ(ご自身の基本のサイズから2サイズ短いもの。日本人女性の多くはサイズ3か4)にすれば、へこおびよりも全体が短くなるので、扱いにさほど手間取ることはないかと思います。

ショートラップでできる巻き方の一例は
・フロント・ラップ・クロス・キャリー(赤ちゃんのお尻の下で結ぶ)
・ロビンズ・ヒップ・キャリー(赤ちゃんのお尻の下で結ぶ)
・リュックサックキャリー
などです。※ショートラップを使った抱っことおんぶの特集はこちら。

子どもが8キロ近くありますが、初めてのおんぶをしてみたいです。

さっとおんぶしたいなら、ニー・トゥー・ニーサイズのおんぶひもがおすすめ。少し練習してもいいかな、と思う方にはジャカード織りのへこおびがおすすめです。スピードだけで言えば、おんぶひもの勝ちですが、密着感と食い込みの少なさを考えると、抵抗感がなければへこおびをおすすめすることが多いです。

パパと共有できる抱っこひもがほしいです。

スリングが無難かな、と思います。男性の体格が3Lを超えるほどでなければへこおびを選んでいただくこともできますが、北極しろくま堂スタッフの経験上、多くの男性はへこおびを面倒くさがるように思います。使い方の仕組みを理解できれば、スリングならば男性でも抵抗なく使っていただけるようです。

へこおびをご愛用くださる男性ももちろんいらっしゃいます。
(写真は静岡市内にあるコーヒー屋さんのご夫婦。へこおびで抱っこしながらお父さんが接客されています。)

おんぶをしたいけれど、“昭和”な雰囲気がするのに抵抗があります。

ベビーラップにチャレンジしてみませんか?胸の前でばってんはしませんし、赤ちゃんの脇の下にひもを通すスタイルでもないので、“昭和感”はありません。ベビーラップは布の美しさも特徴のひとつ。ファッションの一部として抱っこやおんぶを楽しめます。アメリカやヨーロッパで流行しているベビーウェアリングですので、ベビーラップでお出かけすればそのおしゃれ度に注目が集まること間違いなしです。

とにかく不器用で自信がないのですが、バックル式の抱っこひもは体に合いません。

抱っこはへこおび、おんぶは昔ながらのおんぶひもで練習してみませんか?
へこおびは長くて難しそうと思われがちですが、巻き方を覚えて、赤ちゃんを抱っこするスペースの作り方が適切にできれば、抱き入れの失敗が少ない抱っこひもです。
昔ながらのおんぶひもは背当てがついて、Dカンに肩ひもを通すスタイルなので、へこおびやベビーラップのおんぶよりもハードルが低いです。


北極しろくま堂としては、スリングは1本持っていて損はない抱っこひもだと考えています。

☆スリングのここがおすすめ☆

・寝かしつけにぴったり

・抱き入れがスピーディー

・抱き降ろしが簡単

・携帯してもそれほどかさばらない(特にキュット ミー!823やSimple)

・背が高くなってきても抱っこしやすい(腰抱きができる)

お子様が抱っこを卒業するときまでのあらゆるシーンで活躍します。ただ、スリングは抱っこ専用の製品なので、おんぶの時期に来た時に、その他おんぶができるものをもう一つ検討していただく必要があるのが、唯一の弱点です。

おんぶできる商品で一番バランスが取れているのはへこおびだと考えています。体への負担と装着のしやすさが、昔ながらのおんぶひもとベビーラップの中間を取ったような位置付けになるからです。また、抱っこもおんぶもできる上、携帯性・洗濯のしやすさにも優れています。

とはいえ、赤ちゃんの月齢や大きさ、お母さんの体型やライフスタイルは人それぞれ。お一人お一人にいちばん適した商品を選んでいただけるよう、スタッフがご相談に乗ります!

ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

次号予告

抱っこひも・おんぶひも おろし方を一挙ご紹介します!「スリング抱っこでが寝てしまった赤ちゃんを起こさずに下ろしたい!」、「初めてのおんぶでおろす時が怖い…」抱っこやおんぶそのもの方法はたくさん特集してきましたが、おろし方だけに集中したメルマガは初めてです。みなさんの抱っこやおんぶがおろすその時まで快適にできるように、次号メルマガにてサポートします!

編集後記

6月に入り、梅雨入り間近。いつだったら洗濯物が外に干せそうかなと天気予報をチェックする回数が増えました。
カスタマーセンターでお客様と接していると、だれにもおすすめできる万能な抱っこひも・おんぶひもはないな、と感じます。「どちらがラクですか?」というご質問をいただくのですが、「ラク」という言葉ひとつ取っても、「装着がラク」「体がラク」と意味が異なってきますし、骨格や生活習慣によってもぴったりの抱っこひもは人それぞれ。そのお客様がどんなご要望で北極しろくま堂にきてくださっているのかをうまく聞き出してご提案できるようになるべく、毎日勉強中です!SHIROKUMA mail editor: MK②

EDITORS
Producer Masayo Sonoda
Creative Director Mai Katsumi
Writer Mai Katsumi, Masahiko Hirano
Copy Writer Mai Katsumi, Masahiko Hirano
Photographer Yasuko Mochizuki, Yoko Fujimoto, Keiko Kubota
Illustration 823design Hatsumi Tonegawa
Web Designer Nobue Kawashima