抱っこやおんぶで困った経験がある方は多いと思います。腰が痛い、手首が腱鞘炎、上半身が辛くてボロボロなどなど。
北極しろくま堂は日本でもっとも抱っこやおんぶに詳しい会社だと自負しています。このメールマガジンでは抱っこ・おんぶ別、抱っこひもの種類別にお困りごとを解決するページのリンク集をつくりました。
抱っこ・おんぶのお悩み別
うまく抱けない・おぶえない系
○抱っこ
抱っこが怖いと思う方は少なくありません。ふにゃふにゃの赤ちゃんを抱っこする方法は、まずはこちらの動画で確認してください。これで慣れていけば、だんだん怖くなくなります。
抱っこでやらない方がよいことは、自分の身体から離して持ち上げ続ける抱っこです。こんな感じの↓
これをすると、赤ちゃんは怖くなってからだに力を入れて緊張します。腕だけで抱っこするのはやめたほうがいいです。
○おんぶ
おんぶが怖い方は、まず背中に載せるのが怖くて不安になります。大人が二人以上いるときに、前かがみになって背中に載せてもらって、おんぶがどんな感じか試してみましょう。実際のおんぶはソファなどの段差を利用したり、ひもを利用した落下を防止しながらの方法などがあります。こちらの記事で解決しましょう。
緩いおんぶはなんにしても危険です。調整ベルトがついている抱っこひもは、おんぶしたらしっかりストラップを引いてくださいね。
おんぶ紐ってこんなに簡単! ママ・パパ版「ひとりでできるもん」動画
身体が痛い系
○腰が痛い
腰が痛い方は、抱っこしているあいだずっと反り腰になっていることが多いです。伸縮性のある抱っこ紐を使っていたり、お子さまが大きくなったのに腰ベルトがある抱っこ紐で抱っこしていると、腰を反らざるを得なくなります。解決法はこちらの記事で紹介しています!
抱っこ紐で腰が痛くなる原因と解決法
○肩がこる
肩こりは肩周辺を動かさないことでおこります。とはいえ、赤ちゃんを抱っこしていないと泣いちゃうから、2時間…3時間…ずっと同じ姿勢で揺れているということもありますよね。それで肩がこる。
赤ちゃんを布団に降ろしても泣かなければいいのです。
上のyoutube動画に出てくる赤ちゃんを寝かせるためのソファはとてもお勧めしたい方法です。授乳クッションや毛布で作れます。ポイントはお尻を低くして、膝が持ち上がるように成型することです。寝返りしないうちは使えます(目を離さないでね)。
○手首が痛い
腱鞘炎になりかけの方は多いです。赤ちゃんをてのひらで支え続けると、腱鞘炎になります。赤ちゃんの体重は腕で支えるようにしましょう。
専門家が教える、腱鞘炎にならない抱っこのしかた
赤ちゃんが嫌がる・泣きやまないなど
○赤ちゃんの抱っこ拒否
親としては不安になりますが、そういうときもあります。それが1ヶ月続くようなら、小児科で相談しましょう。
赤ちゃんが遊んでいるときに抱こうとすると拒否することもあります。手や足を触りながら過ごしているのは、暇だからというよりも自分の体を確認して遊んでいることもあるのです。
赤ちゃんはいつでも抱っこがお好きなわけではなく、抱っこしてほしいときに抱っこしてほしいだけなのです。
赤ちゃんが抱っこを嫌がるのはなぜ? 主な理由と対処法を教えます
抱っこすると赤ちゃんが暴れる! その理由と対処法
○泣きやまない
何をしても泣きやまない! こちらが泣きたくなる! こともあります。筆者は赤ちゃんと一緒に泣いたことがありました(笑)。
赤ちゃんには悩みはないので、泣いている理由はずばり「気に入らない」のです。姿勢がちょうどよくて、暑くなく寒くなく、お腹も空いていない(満腹すぎると泣くことがあります)であれば泣きやみます。寝ぐずりもありますね。
抱き方が気に入らないということも多いので、上のyoutubeを見て姿勢や身体の位置などをご確認くださいね。
抱っこひも種類別のお困りごと解決
バックル・ストラップあり抱っこひも(エルゴベビー、ベビービョルンなど)
バックル付きの抱っこひもの記事はこちら。2015年に一度公開した記事ですが、主張は変わらないので、ぜひ参考にしてください。
バックル付きの抱っこ紐で快適に抱っこするための9つのポイントーやっていいこと・ダメなことー
クロスして被るタイプの抱っこひも(コニーなど)
サイズがあるものは、適正に選びましょう。伸縮する生地の場合は迷ったら小さめを選ぶとよいです。使っているあいだに伸びてしまうし、赤ちゃんは大きくなることはあっても小さくはならないので、びよーーーんと伸びるのに少しでも対抗するためです。
歩くたびに腿で赤ちゃんの足を叩いてしまうようになったら、もう次の抱っこひもにしていくほうがいいでしょう。製品の強さの耐荷重と、実際に使える耐荷重は違います。
腰が痛いばあいはこちらの記事を見てくださいね。
スリング・へこおびなどの布製抱っこひも
こちらの「よくある質問総まとめ」で回答しています。また、毎月のインスタライブでも直接質問を受けていますので、アーカイブをみたり、参加して質問を送ってください。
なんでもお答えいたします!
抱っこやおんぶは誰も教えてくれないけど、子育てしてみるととても長い時間、長い期間やっています。これが快適になれば、子育ての負担も大きく減らせると思います。
疑問やご質問があれば、LINEなどでいつでもお問い合わせくださいませ。
また、だっこやおんぶについては、NPO法人だっことおんぶの研究所があります。ここにはベビーウェアリング(抱っこやおんぶ)の専門家が揃っているので、興味がある方やお困りの方はたずねてみてくださいね。