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【特集1】心を育てるベビーウェアリング 新シリーズ オリンピアード 第1弾オーシャン

北極しろくま堂のしじら織り・新シリーズ「オリンピアード」。
2020年東京オリンピック招致を記念して、五輪マークの色(青、黄、黒、緑、赤)をテーマとしたデザインを展開します。
五輪マークは5大陸の連携を表しているとされ、この5色と地色の白で、世界中の国旗のほとんどを描くことができると言われています。オリンピアードシリーズでは、このシンボルカラーを主役にしたおしゃれで使いやすい配色を提案します。

※オリンピアードシリーズでも、強く美しい、肌触りのよい生地作りを実現した、北極しろくま堂オリジナルのしじら織りを採用しています。

第1弾は“青”をテーマにした「オーシャン」です。

“青”は真実、愛、平和、希望などを象徴し、世界中で最も好まれる色だと言われています。ヨーロッパでは聖母マリアを象徴する色でもあるそうです。

1枚の生地に4つの色が配置されています。

右上から濃藍(こいあい)、浅葱(ライン部分)、黒(真ん中)、深紫(こきむらさき)。

生地全体のよこ糸にはロイヤルブルーが使われています。

ロイヤルブルー、藍染めのあおの色について、歴史や変遷などを説明している図。
色の説明。紫と浅葱色。紫は高貴な人が使用する色として洋の東西を問わずに珍重されてきた色。浅葱は藍染めに由来する日本の伝統色。

色の配色についてはカラーデザイナーの方にアドバイスをいただきました。

・オリンピックをテーマにしたい
・第1弾は濃い青(現在のラインナップにない新しい色)
・ポーチの調節がしやすいデザイン

以上の3点についてオーダーしたところ、すぐに「聖母マリアの色」「藍染の色」が思い浮かんだそうです。

一緒に制作をしてくれたデザイナーさんから今回のオリンピアード/オーシャンについてコメントをいただきました。

子育てをする女性に加え“働く女性、子育てをする男性がさりげなく使える、クールなデザイン”をイメージしました。オリンピックを意識して、アクセントには比較的メリハリのある明るい印象をプラスしています。

大変な中にも、生き生きと育児を楽しむことは赤ちゃんの心を豊かにすることでもあり、大切なことだと私自身の経験からも感じています。このオリンピアードの生地を通じて、育児の中にファッションを楽しむ時間を提供できたら幸いです。普段の洋服を引き立て、男性・女性どちらが使っても幅広くコーディネートしていただけるようなデザインを心掛けました。

この生地が抱っこひもとして、多くのお母さん、お父さんにご愛用いただければと願っています。

色が決まったら生地を織る作業。

でもこれがなかなか難しいのです。

織物はたて糸とよこ糸が交差し合ってできています。たて糸よこ糸がお互いに影響しあうため、実際に織ってみると見本帳で見た糸そのままの色が生地の中で再現されるわけではありません。

糸を染めるときに用いる色見本。かつては多くの繊維産地で独自のカラー見本が作られていたが、21世紀になる頃に繊維業が海外が移転した等の理由で作られなくなった。貴重な色見本帳の画像。

こんな生地を織って欲しいという北極しろくま堂のリクエストを聞いて、織物職人さんが設計図を作ります。

こうして織りあがった生地でできたキュット ミー!がこちら。

右肩にかけた場合と左肩の場合とで、正面から見た印象が違います。

1つのスリングで2つの表情が楽しめます。

オリンピアードシリーズ 使いやすさのポイント
布の位置によって色が異なっているため、テールとポーチの関係がわかりやすくなっています。テールのどの部分を引けばポーチのどのあたりが締まる/緩むのかが一目でわかります。
 
美しいのはもちろん、使う人にやさしいデザインが自慢です。

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同じ生地でキュット ミー!823も作りました。
販売ページはこちら

へこおびは2パターン展開です。みなさんはどちらがお好きですか?
オリンピアード/オーシャン
オリンピアード/オーシャンライン

「使いやすく美しい抱っこひもを作りたい」という北極しろくま堂の思い、カラーデザイナーさんの色の知識、織物職人さんの技術がひとつになって、オリンピアード/オーシャンは、こうしてデビューの日を迎えることができました。

オリンピアードの名にふさわしく、ベビーウェアリングで育てられた子どもたちが成長して、平和で笑顔のあふれた未来を作っていくことを願います。


【特集2】へこおびおんぶ バスタオルで簡単、快適!

赤ちゃんの首が座ったら、へこおびおんぶに初チャレンジ!

でも首すわり直後で赤ちゃんが小さめのうちは、

・おしりに布をかぶせるのが難しい…
・背中にうまく腕が回らなくて…

と、コツがつかめず、苦労してしまうお母さんもいるようです。

今回はそんなお悩みを解決するために、バスタオルを使った方法を紹介します。


①バスタオルを半分に折って、「わ」の部分(折り目の部分)にへこおびを通します。その上に赤ちゃんを寝かせます。

※薄手のバスタオルがおすすめです。(厚手だとやりにくいため)

へこおびでおんぶするときに、バスタオルを利用すると赤ちゃんの背あてになることを解説した図。

②赤ちゃんの脇の下にへこおびを通して胸の前でぎゅっとしめて握ります。

背中に背負います。(背負い方は説明書の通りです。)

おんぶするときに赤ちゃんを背中に乗せるのが怖いときには、ソファやベッドなどの段差をりようするとやりやすい。それを解説した図。

③胸の前で2〜3回ねじったら、赤ちゃんの膝の裏とおしりの下にへこおびを通して、胸の前で結んで完成です。

大切なのは、赤ちゃんの脇の下と膝の裏をへこおびが通っていることです。

バスタオルでおしりが包まれているので、赤ちゃんがずり落ちそうになる心配もありません。

おんぶをすると腕を抜きたがる子がいますが、バスタオルを使えばその対策にもなります。もし万が一腕を抜いてしまっても、バスタオルが背中〜おしりをサポートしているので落下を防ぐことができます。

赤ちゃんのお尻を包めるくらいの幅があれば、バスタオルの他におくるみでもOKです。

慣れるまではバスタオルを使って、へこおびおんぶを練習してみてください。

お気に入りのかわいいバスタオルを使えば、おんぶがもっと楽しくなりますね。


編集後記

新シリーズ「オリンピアード」の開発でお世話になったカラーデザイナーさんが、先日完成したオーシャンを見に北極しろくま堂のカスタマーセンターにおいでくださいました。
織物は織ってみるまで色がどのように出るかがわからないので、出来上がりが不安だったそうです。正直なところ初めに想定していた色とはほんの少し異なっていたそうですが、今回完成したオーシャンにしかない美しさがあると言っていただきました。
このオーシャン、写真に撮ってみるとその微妙な色の加減を写し出すのがとても難しいのです。藍色と紫の違いが画面上で表現されず、真っ黒になってしまうこともありました。
カラーデザイナーさんによると、色の見え方は色を見る環境、例えば太陽光か蛍光灯か、周囲の色や隣の色は何色か、などによって異なるそうです。さらには人間の眼の機能と脳の作用が関わっているため、個人差もあるのだとか。自分の見ているのと同じものが相手にも見えていると思いがちですが、そうとは限らないんですね。それはびっくりです。
というわけで、モニターや印刷物の色再現はなかなか難しいとのことですが、北極しろくま堂の写真担当が一生懸命撮影しました。みなさんの元にできるだけ美しくその色が届いていることを願います。
デザイナーさんは色に関する知識が豊富で、お話をしていてとてもわくわくしてしまいました。ちょっと色に関する勉強をしてみたい気分になりました。
SHIROKUMA mail editor: MK②