執筆:M.K(北極しろくま堂) 抱っこ・おんぶの専門店として2000年創業
初回公開:2018年8月1日 / 最終更新:2026年9月29日

この記事の要点


 

 

 

 



  • 中綿がないことによる「コンパクトさ」と「操作性の良さ」 「キュット ミー!823」は上下レールの部分に中綿が入っていないため、小さく折りたたんで持ち運べます。また、リング周辺の布の厚みが抑えられることで摩擦が減り、テールの引きやすく調整がスムーズに行えます。

  • 赤ちゃんの抱きやすさと通気性の向上 縁の中綿がないことで小柄な赤ちゃんでも脚をM字姿勢に開きやすく、バンチ(棒状)にして座らせる装着法も容易に行えます。さらに熱がこもりにくいため夏場でも涼しく快適に使用できます。

  • 首すわり前の対応と体型調整のしやすさ 首すわり前でもテールを使って首まくらを作れるため安心して抱っこができます。また、使用者の体型に応じた中綿位置の調整が不要なため、体格の異なる家族間でのシェアや着用が簡単です。


 

キュット ミー!823 おすすめポイント紹介します!!

 

「キュット ミー!とキュット ミー!823 の違いはなんですか?」というお問い合わせをよくいただきます。基本的な形は同じなので、ホームページ上の写真を見ただけではわかりにくいですね。

 

 

大きな違いは上下のレールに中綿が上下に入っているかどうか。キュット ミー!823 は中綿が入っていないコンパクトなタイプのスリングです。赤ちゃんの首を支える中綿があるキュット ミー!の方が見た目に安心感があっていいと選んでくださるお客様が多くいらっしゃいますが、実はスタッフの間で人気があるのはキュット ミー!823。なかなか注目されづらいキュット ミー!823 のよいところを改めてご紹介します!

※2025年をもって中綿入りスリング「キュット ミー!」は販売を終了しました。以降の生地の内容は、中綿のない「キュット ミー!823」の魅力を、北極しろくま堂の経験をもとにお伝えいたします。

 


 

キュット ミー!とキュット ミー!823の違い

 

キュット ミー! キュット ミー!823
中綿 あり なし
肩パッド 厚め(2~2.5cm) 薄め(1~1.5cm)
重さ(しじら織り) 約460g 約290g

 


 

コンパクト!

 

キュット ミー!823 の最大のポイントはコンパクトであること。小さくたためるので、携帯に便利です。

 

左側:キュット ミー! 右側:キュット ミー!823

 


 

テールが引きやすい!

 

キュット ミー!は布を折り返して中綿を入れるレール部分を作っているため、リングの中の布の分量が多目になります。それに対して、キュット ミー!823はリングの中の布が少ない=摩擦が少なくなるので、スムーズにテールが引けます。

 

左側:キュット ミー!のリング周り 
右側:キュット ミー!823のリング周り

 


 

M字に開きやすい

 

キュット ミー!の場合、小柄な赤ちゃんを抱っこする時、下側の中綿があることで脚をM 字に開きにくいことがあります。(そのため、下側の中綿を抜いて使用することをおすすめすることもあります。)その点、キュット ミー!823は赤ちゃんの脚もM 字にしやすいです。
また中綿がないスリングの場合、棒状(バンチ)にしたポーチに赤ちゃんを座らせてから背中に布を広げるという方法で抱っこができます。この方法はうまくM 字が作れないという方におすすめです。

 

 

バンチ式のスリング抱っこの方法はこちら
vol.180 初めてのキュット ミー!赤ちゃんの脚をM字に開くにはどうしたらいいの?

 


 

涼しい!

 

中綿は熱がこもりがち。中綿なしの方が断然涼しいです。
(反対にキュット ミー!のレールの中綿は冬の寒い時期には赤ちゃんのマフラー代わりにもなり保温に役立ちます。)

 


 

体型の違う人とシェアしやすい!

 

キュット ミー!の場合、使う人の体型に応じて中綿の位置をSS、S、M と調節する必要があります。シェアする人同士の体型が大きく異なる場合、中綿がない方が中綿位置を調節する必要がないので手間を省けます。
また、とても大柄の方、とても小柄の方の場合も中綿がない方が使い勝手がよいです。

 

【参考】キュット ミー!の中綿位置の目安

 

SS: 女性 普段の服がS~M
S: 女性 普段の服がM~L
男性 普段の服がS~M
M: 女性 普段の服がL以上
男性 普段の服がM~L以上

 


 

首すわり前の赤ちゃんにはテールで首まくらをつくれば安心

 

キュット ミー!823 を買う時に心配になるのが、「首を支える部分がなくていいの?」ということだと思います。でも大丈夫です。テールを使って簡単に首まくらを作ることができます。

 

 


 

いかがでしょうか?使い方に慣れると中綿がない方が扱いやすく感じられるので、キュット ミー!ユーザーの中には中綿をはずして使っていらっしゃる方もいます。確かに中綿を抜けばキュット ミー!823 には近くなりますが、コンパクトさとテールの引きやすさではキュット ミー!823 には敵いません。
キュット ミー!に比べて少し脇役のような存在のキュット ミー!823。そのよさを知っていただけたらうれしいです!

 


 


 


 

次号予告

 

抱っこやおんぶを卒業したら…
キュット ミー!とへこおび リメイクアイデアをご紹介します!

使い終わったキュット ミー!やへこおび、そのまま捨ててしまうのはなんとなくもったいないな、寂しいなと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。1枚布の抱っこひもは使い終わってもまたかわいく生まれ変わることができます。そんなリメイクアイデアを次号でご紹介します。

 


 


 


 

 

西日本で発生した地震や豪雨により被災されたみなさまには心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復興をお祈りしております。
今月はキュット ミー!823について特集しました。実は、先月発売になったカマイユがキュット ミー!823のみの展開であることからこちらの特集記事を書こうと思った次第です。「カマイユの色は欲しいけど、キュット ミー!がないならやめておこうかな。。。」と思われる方もいるのではと思ったのです。そんなこと言わないでください!カマイユは本当にいい色ですよ!という思いを込めて記事にしました。
ちなみに、「キュット ミー!823の823ってどのような意味ですか?」と疑問に思われている方も多いのでは?と想像します。「823」は“Thinking of you”の文字数(8文字・2文字・3文字)を取ったものです。北極しろくま堂のスタッフの間ではキュット ミー!をつけずに「823」と呼ばれています。
キュット ミー!823でも、キュット ミー!でも使い方は変わりませんので、使う方が快適に安心して使えるものをお選びいただけるのがいちばんです。どちらがいいのか迷うことがあったら、ぜひご相談下さい!
SHIROKUMA mail editor: MK②

 


 

EDITORS
Producer Masayo Sonoda
Creative Director Mai Katsumi
Writer Mai Katsumi, Masahiko Hirano
Copy Writer Mai Katsumi, Masahiko Hirano
Photographer Yasuko Mochizuki, Yoko Fujimoto, Keiko Kubota
Illustration 823design Hatsumi Tonegawa
Web Designer Nobue Kawashima

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