【特集1】抱っこひも・おんぶひも おろし⽅を⼀挙ご紹介します!

「抱っこやおんぶをしていたら⾚ちゃんがそのまま寝てしまった」「抱っこやおんぶをしないと⾚ちゃんが寝ない」というのは、⼦育てをしていて多くの⼈が経験したことがあるのではないでしょうか。そして、せっかく寝たのにベッドにおろした途端、ギャーっと泣き出してしまう“背中スイッチ”もよく聞くお話です。抱っこ・おんぶの状態から⾚ちゃんをそっとおろすにはちょっとしたコツがいります。今⽉のメルマガでは、「⾚ちゃんの上⼿なおろしかた」を特集します!

【抱っこのおろし⽅ 共通テクニック】

抱っこしていたら寝てしまった⾚ちゃんをできるだけ起こさないようにおろすには…

  1. 授乳クッションやブランケットを使ってドーナツ型のベッドを作ります。
    授乳クッションの場合、タオルやブランケットで隙間を埋めます。
  1. このドーナツの真ん中に⾚ちゃんのおしりを落とし込むようにおろします。
    使⽤者(抱っこしている⼈)の胸元は着地するまで⾚ちゃんにくっつけておきます。
  1. ⾚ちゃんのお尻から膝裏に⾼さが出るようにおろします。
    1 で隙間を埋めたタオルでは⾼さが⾜りない場合は、クッションやタオルを追加して⾼さを出します。
    ※お尻から膝裏が上がることで⾚ちゃんの背中の丸みが保たれます。

ひとまず使⽤者の膝の上に⾚ちゃんの脚を乗せる⽅法もあります。膝を抜く前に、クッションやタオルを⼊れ直しましょう。

この⽅法でおろすと、⾚ちゃんは抱っこされている時の姿勢を保ったまま下ろされるので、寝ている状態からおろしても気が付かれにくいと⾔われています。

スリングからのおろし方

⽚⼿で⾚ちゃんを⽀えながら、リングを⽴てて全体をゆるめます。

  1. ⾚ちゃんをスリングごとドーナツ状の場所に着地させます。

3. 使⽤者が頭から抜けます。
 

スリングをまとったまま寝かせておくこともできます。

へこおびからのおろし⽅

※ここでは『後ろ結び』の抱っこの場合を紹介しています。『前結び』の場合はステップ2 から同様の⽅法でお試しいただけます。

おろしてからもう一度抱っこしやすい方法(へこおびを解かない方法)

  1. おなかの布をおろします。
    脚は抜かなくても⼤丈夫です。

⾚ちゃんの背中にかかる布を外側、内側ともにはがすようにして、⾚ちゃんの背中とおしりの覆いがない状態にします。

  1. ⾚ちゃんをドーナツ状の場所に着地させます。
    (抱きおろし⽅のコツは“共通テクニック”参照)

⾚ちゃんの脚をへこおびから抜きます。

へこおびを体に巻きつけたままにしておけば、サイズ調整なしでもう⼀度抱っこできます。

よりスムーズに抱き下ろす方法(へこおびを解く方法)

結び⽬をほどきます。

  1. おなかの布をおろします。
    脚は抜かなくて⼤丈夫です。

3.⾚ちゃんの背中にかかる布を外側→内側の順にゆるめて、使⽤者の腕を抜きます。(ゆるめるときは上に向かって布を引きます。)

  1. ⾚ちゃんをドーナツ状の場所に着地させます。
    (抱きおろし⽅のコツは“共通テクニック”参照)
  1. ⾚ちゃんの脚をへこおびから抜きます。
    へこおびをほどかない⽅法に⽐べてこの⼯程がスムーズにできます。

おんぶのおろし方(おんぶひも・へこおび・一部ベビーラップ共通)

バッテンの場合

少し前かがみになります。ねじりめを持ち、地⾯に向かって引く⼒を緩めないようにします。

  1. 結べ⽬をほどき、おんぶひもの場合はD カンから肩ひもを抜きます。
    へこおびの場合はおしりにかかる布をはらいます。

ねじり⽬を持っているのとは反対側の腕を抜いて、ひもを使⽤者の脇の下に通します。

4.3 で腕を抜いた⽅の⼿のひらで⾚ちゃんのお尻を⽀えます。

5.少しずつひもをゆるめながら、使⽤者の脇腹をすべらせるようにして⾚ちゃんをおろします。

リュック式チベタンフィニッシュの場合

1.少し前かがみになり、結び⽬をほどきます。

  1. 肩部分からひもを1 本ずつ抜きます。
    ⽚⽅抜いたら、膝に挟んでおくと安⼼です。

3.左右の肩部分のひもをそれぞれの⼿で握り、前に向かって引きます。

4.ある程度ゆるんだら、⽚⽅の⼿で2 本のひもを持ちます。おんぶひもの場合はD カンから肩ひもを抜きます。へこおびの場合はおしりにかかる布をはらいます。

ひもを持っているのとは反対側の腕の腕を抜いて、ひもを使⽤者の脇の下に通します。

6.以降はバッテン式の⽅法5〜と同様です。

おんぶをしていて寝てしまった⾚ちゃんをできるだけ起こさないようにおろすには…

1.⾚ちゃんの脇の下のみにひもが通っている状態までひも/布をほどきます。

2.肩ひもが緩まないようにしっかり握り、⾚ちゃんを背中に乗せたまま使⽤者も寝転がります。

3.着地できたら、ひもを持つ⼿をゆるめて使⽤者は⾚ちゃんから離れます。

いかがでしたか?

ポイントをまとめると、

・抱っこやおんぶされているときの背中の丸みをキープした状態でおろす。
・着地の瞬間まで⾚ちゃんと体を離さない。
・着地してもすぐに体を離さない。

ということが⼤切です。⾚ちゃんに気がつかれないように丁寧におろすには意外と時間がかかります。

でも起きてしまうと寝かしつけからやり直しになってしまいますので、どうしてもこのまま寝かせておきたい!と⾔う時は、⾚ちゃんと呼吸を合わせるようにして慎重にトライしてみてくださいね!


【特集2】
浴衣でベビーウェアリング2019☆インスタグラムコンテスト 写真募集

日本の夏がやってきました。今年も“浴衣でベビーウェアリング”企画を開催します!

浴衣を着て北極しろくま堂の商品で抱っこ・おんぶしている写真を撮って、インスタグラムにアップしてください。

募集期間:2019年7月3日から8月31日まで

投稿方法:インスタグラムに「#浴衣でベビーウェアリング2019」を付けてアップしてください。

各賞と商品:
 北極しろくま堂賞 1名(お好きなへこおび1点)
 ベビーウェアリング賞 3名(賞品検討中)

審査方法:
 いいね!の数や写真の雰囲気を見て北極しろくま堂スタッフにより決定します。

受賞発表:
 9月発行の北極しろくま堂メールマガジン特集にて行います。
 受賞者には事前にダイレクトメッセージよりご連絡いたします。

応募条件:
・浴衣を着て、北極しろくま堂商品で抱っこやおんぶをしていること。
・インスタグラムにアップした写真が北極しろくま堂のメールマガジンに掲載されることを事前に承諾いただけること。

注意事項:
受賞者には写真のデータ提供をお願いしますのでご了承の上ご応募ください。受賞発表までデータ削除せずに取って置いてください。

2017年の受賞作品がこちら。

赤ちゃんの表情や背景とのマッチング、育児あるあるなど、ジャンルを問わず、北極しろくま堂スタッフの心を射止めた作品が受賞されました。

今年はどのような作品がアップされるのか、みなさんの写真を拝見するのが楽しみです。

たくさんのご応募お待ちしています!


次号予告

だっことおんぶの大勉強会2019 参加レポート
 
少し前のお話ではありますが、5月26日(日)に都内で開催された「だっことおんぶの大勉強会2019」の企業ブースに出展しました。大盛り上がりの会場の様子やランチョンセミナー(各社抱っこひもショー)の様子を写真とともにレポートします!


編集後記

6月末になってやっと全国的に梅雨入りしましたね。
静岡の6月はそれほど雨が降らず、助かるような心配なような天気が続いていましたが、6月末になってやっと雨続きの日がやってきました。体調を崩しやすい時期ですが、みなさまいかがお過ごしですか?
さて、北極しろくま堂カスタマーセンターのある静岡市の浅間通り商店街には、ご近所の小学2年生が生活科の授業でお店訪問をしにやってきます。
元気いっぱいあいさつしてくれる子や、ちょっと恥ずかしそうにしている子、グループの班長をしっかり務める子など、みんなキャラクターがそれぞれでかわいらしいです。
いつか大人になってみんなが自分の子どもを持った時に、北極しろくま堂のことを思い出してくれたらうれしいなぁと思います。
SHIROKUMA mail editor: MK②

EDITORS
Producer Masayo Sonoda
Creative Director Mai Katsumi
Writer Mai Katsumi, Masahiko Hirano
Copy Writer Mai Katsumi, Masahiko Hirano
Photographer Yasuko Mochizuki, Yoko Fujimoto, Keiko Kubota
Illustration 823design Hatsumi Tonegawa
Web Designer Nobue Kawashima