ちょっとの工夫で快適に! ハンドタオルを使おう
ちゃんとだっこできているはずだけれど、どうも赤ちゃんが安定しない、ということはないでしょうか?
お手持ちのハンドタオルをちょっと使うだけで、使用感がアップする知恵をお伝えします。
ケース1
お首は座っていないけれど、赤ちゃんが伸びあがってお首がだらんと出てしまう
そんなとき、ハンドタオルを折り畳んで、後頭部に入れてあげます。
この通り、しっかり支えられます。
ケース2
赤ちゃんの首の位置が定まらず、少し横を向いてしまう
傾いてしまう方にハンドタオルを差し入れると、首の向きを正せます。
ケース3
赤ちゃんの月齢が小さいので、おんぶをすると沈み込んでしまう
少し大きいフェイスタオルを丸めて、お尻の下に…
赤ちゃんの位置が少し上がりました。
ケース4
へこおびの抱っこで、首の座らない赤ちゃんの頭が飛び出してしまう
ハンドタオルを後頭部に入れると、安定しました。
こんな風にタオルをうまく使うと、より上手にだっこ、おんぶできます。
ベビーウェアリングは少しの工夫で、快適性がアップします。
他にもこんな風にしたらよかったよ、という情報がありましたらぜひお寄せください!
フロント・ラップ・クロス・キャリーはベビーラップで必要になる基本的なテクニックがつまった巻き方です。
ベビーラップを初めて使う方は、まずはこの巻き方がマスターできるように練習してみてくださいね。
次号予告
(仮)肌と心がふれあう子育て 第一部
スキンシップが心に及ぼす影響を研究していらっしゃる身体心理学者の山口創先生と、店主園田の対談をお届けします。赤ちゃんとふれあうことの意味など、子育て中のママやパパにぜひ読んでいただきたい内容のお話です。
編集後記
今回の特集では、装着にひと工夫するだけで使い心地がアップすることをお伝えしました。
ベビーウェアリングは平面の布一枚で行うのが特徴です。
シンプルだからこそ、その人その人の使い方次第で使用感が変わります。
ハンドタオル使いは一つの愛です。もしかしたら、他の物を応用してらっしゃる方もいるのかもしれません。
赤ちゃんは自分の居心地を言葉で伝えることはできませんが、抱かれているときの感じ方は大人でも赤ちゃんでも変わらないと思います。
「自分が今この体勢で抱かれたら、どうかな?」と考えてみると、赤ちゃんにとって快適かどうかわかるかもしれませんね。
SHIROKUMA mail editor: MK
EDITORS
Producer Masayo Sonoda
Creative Director Mayu Kyoi
Writer Mayu Kyoi, Masahiko Hirano, Nobue Kawashima
Copy Writer Mayu Kyoi, Masahiko Hirano
Photographer Yasuko Mochizuki, Yoko Fujimoto, Keiko Kubota
Illustration 823design Hatsumi Tonegawa
Web Designer Chie Miwa