新年特別企画 対談「縦に、横につながる子育て 〜骨が語る祖先のくらしから現代の子育てを考える〜」

昔の人はどのようなものを食べ、どのような生活をしていたのか、またどのような育児をしていたのか、疑問に思ったことはありませんか?

蔦谷匠(つたやたくみ)さんは京都大学で過去のヒトの授乳・離乳習慣を研究し、発掘された骨から人々がどのようなものを食べていたのかを分析していらっしゃいます。古代人の骨を分析することで見えてくる過去の人々の生活や子育てについて、そこから考える現代の子育てについて店主・園田と語り合います。 

骨から知る祖先の生活

園田
蔦谷さんはヒトの骨を分析して、その成分からそのヒトがどんなものを食べていたのかを研究されているんですよね。発掘される骨というのはどのくらいきれいに人の形になっているのでしょうか。蔦谷さんが分析するにはどのくらいの大きさの骨があればよいのでしょう?

蔦谷
そうですね。ものによっては小指の先ぐらいの大きさの骨を扱います。

園田
小指の先ぐらいの骨?

蔦谷
そうですね。

園田
それって、それが骨ってわかるんですか?小さすぎて石と間違えてしまいそうですね。

蔦谷
だいたいわかるのです。部位によるんですけどわかります。
あるいはもっと大きな骨の一部を削らせてもらってサンプルをとったりします。

園田
その骨にその人の生物的な人生が刻まれているということなのですね。

蔦谷
そうですね。

園田
うわぁ、すごい世界!小さな骨から食べていたものまでわかるなんてとても興味深いです。でも、ずっと地中に長くあったものですよね。組織が壊れたりしていそうですけれども。

蔦谷
もちろん、壊れたり汚れたりしていますね。でも埋まっていたときの環境によって、結構状態は変わりまして、ちゃんと研究対象とする成分が残っている場合もあります。

園田
壊れるというのは、具体的に何が壊れるのでしょうか。

蔦谷
壊れたりというのは、形が物理的に壊れるという意味と、成分が残らないという2つの意味があります。一般的に化石と言われるくらい古いものでは、骨の形があったところにミネラルが代わりに置き換わって、もともとの成分はだいたい無くなってしまっているんですよ。

園田
あ、そういうものなのですか。化石からDNAが採取されるということはありえない?DNAはとても小さなものというイメージがあるので、何らかの方法が開発されれば分析できそうに思うのですが。

蔦谷
そうですね。DNAだけでなく、ミネラルに置き換わってしまうと、骨の成分の測定はできないんです。

園田
映画のジュラシックパークは琥珀の中にいた蚊が吸った血からDNAを採取するから、成り立つわけですね。化石じゃないから恐竜が復活したんですね。

蔦谷
そうです、そういうことです。でも最近研究が出まして、琥珀の中のDNAは結局は採取できないんじゃないかっていう話があったりもしますけど。

園田
なるほど。そうなんですか。やっぱりジュラシックパークはファンタジーの世界なんですね。ちょっと残念な気分です。

祖先は何を食べていた?

園田
蔦谷さんが今まで測定された中で、一番古い骨はいつ頃のものですか。

蔦谷
一番古いのは3000〜4000年前。なので紀元前2000〜1000年くらいですね。

園田
それは地中にあっても壊れていなかったというわけですね。

蔦谷
壊れていなかったです。日本の縄文時代の骨でした。

園田
でも日本は土の性質の関係で人骨が残りにくいと聞いたことがあります。

蔦谷
そうなんです。火山灰の酸性土壌なので、骨が溶けてしまうのです。旧石器時代と呼ばれる2万とか3万年前の骨だと全然残ってないです。そのあと、だいたい1万年前以降が世界的には新石器時代になっていきます。

園田
旧石器のあとが新石器時代ですよね? ん? わからなくなってきました。

蔦谷
新石器時代はヨーロッパあたりだと農耕や牧畜が始まります。日本だとまだ始まらないんですけど、だいたいそれぐらいの時期から人も増えてきて、海産物をたくさん食べたり、地球環境も寒冷化がちょっとゆるんで暮らしやすくなったりするので、旧石器と分けて考えられています。

園田
日本で骨が出てくるっていうと新石器時代ですか。

蔦谷
まあそれくらいにあたります。
日本でも2万、3万年前の石器は出てくるんですよ。

園田
2〜3万年前の今の日本の土地にヒトが生活していたということですね。石器は残るからいいですね。私の研究分野ではどうやって赤ちゃんを抱いていたかという証拠になるものがまったく残りそうにありません。蔦谷さんのご研究がちょっとうらやましいです。

蔦谷
でも当時の骨は出てこなくて、それはやっぱり火山灰で溶けてしまうからなんです。例外がひとつありまして、沖縄なんですよ。

園田
あ、火山がないから?

蔦谷
沖縄は石灰岩の洞窟がたくさんありまして、石灰岩だと、言ってみれば岩の方が先に酸と反応して溶けてくれて骨が残るので、結構沖縄だと旧石器時代の人骨が出てくるんですよ。

園田
海を隔てるとそんなに変わるのですね。

蔦谷
世界的な時代区分では新石器時代にあたる縄文時代になりますと、本州でも人骨が出てきます。それはなぜかというと、貝塚のおかげなんですね。

園田
小学校の時に教科書で読んだ、あの貝塚ですか。

蔦谷
新石器時代にあたる時期になると、海産物を人間がたくさん食べ始めて貝塚を作るんですね。そうすると今度は酸性の土でも貝が先に溶けてくれるので、人骨は残るんです。それで縄文時代の人骨はたくさん貝塚から出てきます。

園田
そうやって発掘される中に子どもの骨もあるわけですよね。子どもの骨は大人に比べて柔らかいんですか。

蔦谷
柔らかいですね。柔らかいから残りにくいです。

園田
日本で見つかった子どもの骨で一番古いものだと、いつぐらいのものがあるんですか。

蔦谷
たぶん縄文時代くらいですね。

園田
今までの話からすると、縄文時代は割と最近ですよね。

蔦谷
そうですね。
世界でいう新石器時代が縄文から弥生時代にあたります。ちょっとおもしろいのが、弥生時代になるとかえって骨が出てこなくなるんです。なぜかというと、貝塚を作らなくなるので、骨と土が直にさわって溶けてしまうんです。

園田
貝塚を作らなくなるっていうのは、貝を食べなくなるということですか?

蔦谷
たぶん。食生活が変わると住むところの環境も変わるんですね。地域や集団にもよりますが、稲作が始まってお米などを食べるようになります。

園田
なるほど〜。とても興味深いです。
最近あまり言われなくなりましたけど、現代の子育てでは1歳で授乳やめなきゃいけないとか、授乳に関していろいろ言われたりしています。現代の先進国ではない地域に住む人たちや昔の人たちはそれよりは長く授乳していたと思うのですが、どうでしょう。

蔦谷
そうですね。だいたいは長いです。

園田
蔦谷さんが今までお調べになった中で一番長く授乳していたのはいつ頃のことですか。

蔦谷
そうですね、日本の中世、鎌倉時代です。そのころでだいたい3歳〜4歳くらいまでお乳を飲んでいたことがわかりました。

園田
現代よりだいぶ長いですね。その頃の骨を調べると、おっぱいと同時に何を食べていたかもわかると聞きましたが。

蔦谷
はい。だいたい大人と同じようなものを食べていて、たぶん農作物や海産物が多かったです。

園田
農業と漁業ですか。お肉は?野菜や海草、お魚だけではたんぱく質がとれないように思います。

蔦谷
お肉はたぶんそんなに食べていなかったんじゃないかと言われています。
歴史の分野で言われていることですが、仏教による禁令がそのころから始まるので、お肉を食べる人は多くなかったのではないのでしょうか。

園田
じゃあ実際に解析していくと、お肉成分はあまり出てこないのですか。

蔦谷
私が測定する同位体(※1)のレベルだと、陸上のお肉とその他陸上の食物とは見分けがつかないんですよ。

園田
陸上にあったものか海にあったものという区別ですか。

蔦谷
はい、そういう分類になってしまうので。あとは淡水のものか海水のものかの判別はできます。

園田
海水のものと淡水の魚で違いがあるんですね。え〜、そんなに細かいところまでわかるなんてすごいですね。

蔦谷
あとは植物でも、C4植物(※2)というのはわかりまして、とうもろこしとかパイナップルとかキビとかの雑穀はあきらかに違う値をとるので、それが含まれているとわかりますね。

骨に残る母乳の痕跡

園田
骨から母乳の中に含まれる成分まで分析することはできるのでしょうか。現代の母乳よりもこの成分が濃いとか薄いとかがわかると病気や栄養の状況が解明できそうですね。

蔦谷
成分まではわかりません。さらに、いろいろな食物の摂取量はわからないのですが、比率ならわかります。食べたものの全体の食物に占める母乳の割合とか、お肉の割合とか、植物の割合とかしかわからないんです。

園田
どうやって食べていたのかもわからないものですか。煮ていたのかとか、生なのかとか。

蔦谷
そうですね、そのあたりもわからないです。

園田
でもその混とんとした中で母乳だけはわかるというのは、母乳はそれほど人間にとって特徴的な食べ物なんですかね。

蔦谷
同位体的には特徴的です。飲んでいるとすぐわかります。あるひとつの集団を見ると、大人も子どもも同じようなレパートリーの食物を食べています。でも、母乳は赤ちゃんしか飲まず、大人の骨には一切反映されないので、すぐにわかるというわけです。

園田
そういえば、江戸時代くらいで「おっぱいが出ない人でもらい乳もできない人はヤギの乳を飲ませた」という話を聞いたことがあるんですが、測定していてヤギの乳は出てこないんですか。

蔦谷
それは状況によりますが、だいたいはヤギの乳とかが出てきてもわからないことが多いと思います。
ヤギの乳だと成人の食物レパートリーにも入ってきてしまうので、赤ちゃんだけが飲むものではなくなって、見分けがつかないんです。

園田
なるほど。ちなみにサルの乳と人間の乳は成分に違いがあるんですか。

蔦谷
だいたい同じだけどちょっと違うっていう感じでしょうか。

園田
ヤギの乳よりかはサルの乳のほうが人間に近そうな気がします(笑)

蔦谷
そうですね。それは確実に。

園田
でもサルの乳を人間用に取っては来れないですよね、きっと。

蔦谷
取れないですね。サルのお乳の採取はできないように思います。

サルの子育て

園田
ちなみに「森の人」と言われるオランウータンはどのくらい授乳してるんですか。

蔦谷
オランウータンは5〜6年と言われています。サルの中で最長じゃないかって言われています。

園田
そんなに長いんですか。でもお乳だけではなくてそれ以外のものも食べていますよね。逆に最短のサルは何ですか。

蔦谷
体が小さいサルはもっと短いですかね。ニホンザルとかだと半年とか1年とか。

園田
そうすると体が大きいゴリラはもっと長いんじゃないですか。

蔦谷
実はゴリラは離乳が早いんですよ。ヒトに近いサルは、チンパンジー、ゴリラ、オランウータンなんですけど、ヒトが一番早くてゴリラ、チンパンジー、オランウータンの順で離乳が早いのです。なぜゴリラが早いかというと、子どもでも食べられるものがたくさんあるところで生活しているという点が一つです。あとオスが結構子育てを手伝うという側面があって、それも影響しているんじゃないかと言われています。

園田
ヒトの離乳が早いのは文化的背景からの影響が強いように思います。過去に西洋ではお乳のことを“白い血”と呼んで忌み嫌ったという時代もありました。オランウータンはオスが子育てを手伝ってくれなくて、メスだけで育てるんですよね。それだと他の食べ物探すよりお乳やってたほうがお母さんとしては手取り早いんでしょうね。

蔦谷
そうだと思います。こういうのは食べられるよという雰囲気で、食べ物のこともちゃんと学び つつですけど。あとは、ゴリラに比べてオランウータンは生活環境がやっぱり厳しいということも要因にあると思います。早めに離乳させてしまうと、例えば大人は食べられるけど子どもが食べるにはちょっと厳しいといった食物しか手に入らなくなった時に、赤ちゃんが死んでしまいますから。

園田
赤ちゃんが死んでしまわないように食べるものの可能性を残しておくということですね。
オランウータンはいつごろまで抱っこしたりおんぶしたりするんですか。そもそも猿人類はおんぶってするんですか。

蔦谷
抱っこもおんぶもしますよ。母親が背負うというよりかは子どもが抱きつくっていう感じですが。移動のときに限って言うと、生後2年間はほとんど、続く4歳くらいまでは半分くらいを、母親が運びます。6歳くらいで母親に運ばれることはなくなるようです。

もらい乳で育むもの

園田
昔の子育てでは、赤ちゃんは私たちが思っているより長い間、親か乳母か、もしかしたら村の別のおばさんかもしれないですけど、母乳を飲んでいたわけですよね。その間はお母さんの仕事についていったり、もらい乳でしのいだりしていました。

蔦谷
そうですね。現代の伝統的な狩猟採集の生活をしている人たちの場合だと、もらい乳をよくしているという研究があります。

園田
日本でもほんの50年近く前までは普通にもらい乳の習慣があったと思うんですよ。うちの母も自分の姪にあたる私のいとこに普通に飲ませていました。ほんの50〜60年前だと、おっぱいを飲ませてあげる=かわいがってあげている、あなたをかわいいと思ってるんだよっていう愛情表現だったりするから、その辺の近所のおばさんも飲ませてあげていたりしましたね。今ほど授乳とか母乳を飲むことに対して、血の繋がりみたいなものを重要視しなかったんじゃないかなって思うんです。

蔦谷
なるほど。

園田
でもそうなると、赤ちゃんが2〜3年母乳を飲んでいたとしても、お母さんの母乳とは限らない訳ですよね。

蔦谷
それはそうですね。現代だと少子化で授乳をしている人が周りに少ないですし、1年くらいでやめてしまうケースが多いですけど、昔みたいに何年もあげているという状況だと、周りの人と子育てしてる時期がかぶっていたでしょうから、もらい乳もしやすいですよね。

園田
近所のおばさんの母乳と自分の母親の母乳って成分はだいぶ違ってしまうものなんですか。

蔦谷
たくさん母乳に含まれている成分はほとんど変わらないと思います。でも免疫系の成分や微量だけ含まれている成分にはある程度個人差があるでしょうね。

園田
ああ、やっぱり。母親以外の人の母乳を飲むってことは、自分の家にはない別の常在菌も受け取ってますよね、きっと。

蔦谷
たぶんそうだと思います。

園田
そういう点では様々な菌を取り込むことで健康になりそうです。

蔦谷
母親が病原体やアレルギー源を取り込んだ時に、それに対する抗体を作って母乳の中に出すんですよね。赤ちゃんはそれを取り込んで自分を防御するんですけど、そういう点でもいろんな病原体に対する抗体を備えられるのかもしれません。

園田
そうですよね。それはとてもいいことじゃないですか。でも、最近はおっぱいどころか自分の赤ちゃんを他の人に抱っこしてもらう機会さえ減っているように思いますし、親自身も誰かに触ったり触られたりすることが少なくなっているように感じます。そうなると、お母さん自身も持っている菌や抗体が少ないだろうし、それを受けとる赤ちゃんは、お母さんのものは100%受け取るとしても、バリエーションがどんどん少なくなって、なんとなく健康になりづらいのかなとイメージします。
抱っこや子守にしても、昔は割と平気で周りの人のところに負ぶさっていったりとかありましたけど、今はどうでしょうか。そういえば人見知りってしなかったのでしょうか。だって人見知りしていたら、人のおっぱい飲むどころじゃないですから。

蔦谷
そうですよね。確かに。

園田
私たちは、抱っこやおんぶの練習のお手伝いをすることがありますけど、お母さんが腰が痛いとか、うまくできない時に、赤ちゃんに安定して抱かれたり負ぶわれる状態をとりあえず体験してもらおうとします。でも赤ちゃんが抱かせてくれないことがありますね。「お母さんじゃなきゃダメ」みたいな感じで拒否されてしまって。でも、例えば先ほどの話に出てきた昔からあまり変わらない 生活をしている先住民の方たちはそういう状態はないんでしょうね。

蔦谷
かもしれないですね。

園田
だって大きな家族というか集落で暮らしている訳ですもんね。

蔦谷
たぶんきょうだいに抱かれたりとか、周りの誰かが子守をしたりとかが日常だと思います。何家族かが集まって集団を作っていますからね。

園田
そうすると、健康にも大きく関わってくるような気がします。バリエーション豊かな抱っこやおんぶを、いろいろな体型・体格の人にしてもらうことで様々な動きに対応できる体に育っていきます。バランスのよい子どもになっていくわけですよね。それはすごく強みだと思います。

蔦谷
多くの人がひとりひとりの赤ちゃんに関わることには、社会性の面でもいい影響があると思います。もらい乳も、栄養的な話というよりかはむしろ、おっぱいを通して社会的なつながりを確認していく面も強いのかなと思います。

園田
あなたはこの村の子だよ、みたいな感じですか。おっぱいや抱っこ・おんぶを通じて子どもにとって信頼できる大きな家族ができていきますね。

蔦谷
そういう社会を作るのもひとつの愛情表現だったのかもしれないですね。

園田
現代の子育てにもらい乳復活、というのは極論ですが、周囲の大人に抱っこされたり負ぶわれたりすることは子ども側にもメリットがありそうです。昔の人たちの大らかな子育てに見習うべき部分はたくさんあるなと思います。

※1 同位体:原子番号は同じだが、質量数が異なる原子。原子核の要素数が同じで中性子数が異なる原子。

※2 C4植物:C4型光合成を行う植物。光合成速度が速く、特に亜熱帯や熱帯で優勢な植物。夜間に二酸化炭素を吸収し、水分が逃げやすい昼には気孔をしっかり閉じて貯めた二酸化炭素を元に光合成行う。アマランサス、アワ、サトウキビ、トウモロコシ、ヒエなどがこれにあたる。


蔦谷匠さんプロフィール

2015年、東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了
(生命科学博士)。考古時代のヒトの授乳・離乳を、安定同位体分析という手法を用いて復元する研究を実施。現在は京都大学大学院理学研究科にて、大型類人猿の授乳・離乳を研究。


ブリティッシュタータン復活です!

機織工場の機械の都合により織れなくなってしまい、惜しまれつつも生産終了したブリティッシュタータン。
この度2年ぶりに復活しました。とても手間のかかる本サッカー生地です。
夏のブラウスやパジャマに使われることの多い生地で、蒸し暑い日本にぴったり。
白のラインが縦横に入ることでダークカラーでも重たくなりすぎず、爽やかな印象です。

キュット ミー!とキュット ミー!823の販売ページはこちら

今後ブリティッシュタータンのへこおびも発売予定です。
どうぞお楽しみに!

次号予告

復習しよう!スリングのリングまわりの整え方&テールの引き方
スリングの使い方のお悩みでよく聞かれるのが、「テールがうまく引けなくて…」です。テールがスムーズに引けるようになるには、リングまわりの布とテールを引く方向が大切。次号メルマガ特集で復習しましょう!

編集後記

あっという間に1月が終わりもう2月。今週末には節分がありますね。
先日、織物のプロの方、デザイナーさんとジャガード生地の新柄の打ち合わせがありました。一度却下になった柄に再挑戦しています。織りの世界は本当に奥が深くて、デザイン通りに柄が表現されないところがおもしろいところでもあり、悩ましいところでもあり…。理解したつもりでいたことが結局わかっていなくて、何度も職人さんに確認しながら進めています。北極しろくま堂のジャガード生地はその柔らかさと肌触りのよさが特長です。そのよさを極力失わず、もっとよいものを!試行錯誤は続きます。
SHIROKUMA mail editor: MK②

EDITORS
Producer Masayo Sonoda
Creative Director Mai Katsumi
Writer Mai Katsumi, Masahiko Hirano
Copy Writer Mai Katsumi, Masahiko Hirano
Photographer Yasuko Mochizuki, Yoko Fujimoto, Keiko Kubota
Illustration 823design Hatsumi Tonegawa
Web Designer Nobue Kawashima