へこおびおんぶ リュック式チベタンフィニッシュをもっと快適に!

チベタンフィニッシュのおんぶは、胸が目立ちにくく高い位置がキープできるのがいいところ。最近バッテンに比べ人気を集めている方法です。でも、肩の部分の布が広がらないので食い込んで痛い…というお声も。そんなお悩みを身近な道具を使って解決する方法をお伝えします!

フェイスタオルを使って肩部分にクッションを作る

中心のマークのあたりに細くたたんだフェイスタオル(約84cm×34cm)を置きます。そのタオルをへこおびで包むようにたたみます。

あとはいつもと同じようにチベタンでおんぶするだけです。

タオルがクッション材になって食い込みを防せぐことができます。

キュット ミー!をお使いの方は、その中綿をへこおびおんぶのクッションとして利用することもできます。その場合、2 本の中綿のひも部分を結んで連結するようにしてください。

中綿1 本あたりの長さは47 センチなので2 本で94 センチ分のクッションができます。これだけの長さがあると脇の下までカバーできるので、脇がしまって痛い、乳腺が圧迫されるという方にもおすすめです。

長めのタオルを使っても同じ効果は得られますよ。

スポーツ観戦やライブの時に使う、細くて長いタオル(マフラータオル)がおすすめです。

へこおび リュック式チベタンフィニッシュのおんぶで辛いと感じたら…?

肩に食い込んで痛い…

肩ひも部分にへこおびを通す際(左写真丸印部分)に、肩の上の方に通すとひもがより細くなって圧迫感が強くなります。
 

● 息が苦しい…

最後にへこおびを結ぶ際、ぎゅっと中央に寄せすぎると、肩部分のひもが首に近くなって苦しいです。
 

● 胸が痛い…

チベタンフィニッシュの際に、胸の前でクロスする布が乳腺を押しつぶすような位置にあたると、痛みや違和感を感じることがあります。
 

いかがでしょうか。

身近にあるものを使った単純なアイデアですが、驚くほど肩の食い込みが軽減されます。バッテンにならないチベタンおんぶならおでかけにもぴったり!ぜひ一度おためしくださいね。


【予告】Wrap you? 2 枚目3000 円引きキャンペーンいたします!

*現在、このキャンペーンは行っておりませんが、ベビーラップ「Wrap you?」は全商品10%OFFにてご提供しています。

北極しろくま堂が日本の抱っこひもブランドとして初めてウォーヴン・ラップ(伸縮しない織物のベビーラップ)を発売してから2 年(2016年発売)が経ちました。
ベビーラップのメーカーとしてはまだまだ成長途中の北極しろくま堂ではありますが、日本に暮らすお母さんたちに快適に使っていただける商品作りに日々励んでいます。

開発・発売当初はとにかく日本発&初のベビーラップを生み出すこと、日本の気候に合った商品を日本の技術で実現することに一生懸命でした。2年経って、さらに今思うことは「初めてベビーラップを使う人に優しい商品でありたい」ということです。

北極しろくま堂の商品ははじめからやわらかくなじんだ生地でブレイク・イン(使い込んで生地をしなやかにすること)がほとんど必要ありません。生地がやわらかい理由の一つとして、紋紙(もんがみ)を使用したアンティークなジャカード機で織っていることがあります。
この技術は京都の西陣織でも使われているものです。電子ジャカード機の高速な動きに比べてかなりゆっくり織っていくのですが、それゆえに昔の手織りに近い風合いが実現できます。
また海外製品に比べ厚みが少ないため、片手に布が収まり扱いやすいのも特長です。以上のことから、ベビーラップを初めて使う人にとって扱いやすい、“ビギナー・フレンドリー”な商品だと自負しています。北極しろくま堂はベビーラップを初めて手にした人がその日から練習できる、ファースト・ラップとして選びたくなるようなブランドになれたらと考えています。

そのためにはまだまだやるべきこと、やりたいこと、課題とすべきことはたくさんあります。ひとつひとつ丁寧に実現していきたいと思っています。

Wrap you?発売2 周年を記念して、“2 枚目のベビーラップ3000 円引きキャンペーン”を現在企画中です。開催時期は5 月後半〜12 月末まで。
詳細な開始日時や内容は後日改めてホームページやFacebook 等でお知らせします。
キャンペーンを機に北極しろくま堂のWrap you? でベビーラップデビューされる方が増えるとうれしいなと思っています。もちろん、中級者・上級者の方にもよろこんでいただければ幸いです。


次号予告

新色・カマイユのご紹介
これまでの北極しろくま堂のラインナップにない、でもお客様からのリクエストが多い色を新たに織りたいとの思いで始めた「ベージュ・プロジェクト」。ベージュという色は思っていた以上に難しい色でした。半年以上をかけてやっと完成した新色・カマイユについて次号でご紹介します!


編集後記

今年は桜の開花が早くて、もう静岡ではすっかり満開を過ぎてしまいました。みなさんお花見はされましたか?おんぶして赤ちゃんと一緒に桜を見るのもすてきですね。
さて、春は出会いと別れの季節です。この度北極しろくま堂では商品カラーの見直しをすることになりました。特に、しじら織りの極細のストライプ柄は、さくらと水色のみを定番としてその他は廃番といたします。10年以上北極しろくま堂のスリングやへこおびとして多くの方に愛していただいた色たちなので廃番にするのはさみしい気持ちもあるのですが、ここで一度お別れして新しい色をお迎えしたいと思っています。糸の染色、製織(生地を織ること)、縫製の都合もあって、なかなか思うようにはいかないのですが、できるだけカラーラインナップがにぎやかに変化するようになったらいいなぁと思っています。
SHIROKUMA mail editor: MK②

EDITORS
Producer Masayo Sonoda
Creative Director Mai Katsumi
Writer Mai Katsumi, Masahiko Hirano
Copy Writer Mai Katsumi, Masahiko Hirano
Photographer Yasuko Mochizuki, Yoko Fujimoto, Keiko Kubota
Illustration 823design Hatsumi Tonegawa
Web Designer Nobue Kawashima