【お知らせ】ねんねこ半纏(はんてん)の取り扱いについて

昨年度、ねんねこ半纏について多数のご意見やご要望をいただきありがとうございました。


検討して参りました結果、今年からの取り扱いについては国内の老舗メーカーの半纏を販売させていただく運びとなりました。昨年度『ねんねこ半纏発表会』などを行い、昔の育児書や和裁本を参考に実際に3点の半纏を作りました。
その際、サンプルとして皆さまには提示しましたが、原材料含め製造にかかる費用があまりにも高額になってしまったために参考価格をお示しすることができませんでした。
呉服としての半纏は実は外出用であり、家の中で家事をしながら子育てをする場合には他のもっと合理的な形状のものを使用していることも後に分かって参りました。

10月(詳細日未定)から販売するものは、実用的でおぶいながらの家事もらくらくこなせる動きやすいものです。お値段は(税別)9000円〜。
全て生地から国内生産の手作り品のため、数量には限りがあります。ご容赦くださいますようお願いします。


ご期待いただいたお客様には申し訳ないのですが、昨年度に発表したような呉服としての半纏は受注生産とさせていただきたいと思います。和裁士をご紹介するとともに、仕立てのご相談をたまわります。

弊社としても苦渋の決断でしたが、外出着としての半纏はお値段も含めて現代の育児用品としては量産の実現が難しいと考えました。

どうかご理解いただきたく、この場でご報告させていただきます。

そろそろおんぶデビュー?

北極しろくま堂のばってんおんぶはお首がすわったらスタートOK!高い位置から見渡せるおんぶは赤ちゃんもうれしいはず。おんぶひもはニーズに合わせて4種類からお選びいただけます。

《各製品の特長について》
◯装着:慣れてしまえばどれも簡単ですが、慣れるまで少し難しく感じる製品もあります。
◯頭当て:頭当てがついていると赤ちゃんが寝てしまったときに首を支えてくれます。
◯肩ひも幅:長時間おんぶしたとき、幅が広いもののほうが負担が少なく軽く感じます。

昔ながらのおんぶひも

◯装着=簡単 ◯頭当て=あり ◯肩ひも幅=7.5cm

シンプルに簡単におんぶできる昔ながらの形。
頭当てがついているので寝てしまった時も支えとなります。
柄も多いので選ぶのも楽しいおんぶひも。
おばあちゃん世代が昔使っていたのと同じ物を、とお買い求めいただくことも多いです。

北極しろくま堂のおんぶひも

タートリーノNEO

◯装着=簡単 ◯頭当て=なし ◯肩ひも幅=15cm(肩に当たる部分)

だっこも簡単にできるから新生児から使えるのもうれしいタートリーノ。
お出かけのときは胸の前でばってんにしないすっきりしたおんぶも可能です。
背当てが長いのでおんぶは腰がすわった頃からをお勧めしますが、少し工夫すれば4ヶ月頃からでも使えます。

北極しろくま堂のタートリーノNEO
北極しろくま堂のタートリーノNEO
北極しろくま堂のタートリーノNEO

へこおび

◯装着=少し難しい ◯頭当て=なし ◯肩ひも幅=35cm

だっこもできてとってもコンパクトなへこおび。
肩にあたる部分は大きく広げられるから、長時間のおんぶでも疲れにくいです。
装着も慣れてしまえば上手になります。
シンプルな布1枚なので、携帯性にも優れています。

北極しろくま堂のへこおび

へこおびとへこおんぶ

◯装着=簡単 ◯頭当て=あり ◯肩ひも幅=35cm

へこおびを昔ながらのおんぶひもと同じくらい使いやすくしてくれるのが「へこおんぶ」。
へこおびをへこおんぶに通して使います。
装着の手順は昔ながらのおんぶひもと一緒。
肩部分の布はへこおび同様しっかり広げられ、
頭当てもついているので寝てしまった時も安心。
いいとこ取りの最強おんぶです。

北極しろくま堂のへこおんぶ
北極しろくま堂のへこおんぶ

とにかく簡単なものがいいという方は「昔ながらのおんぶひも」。
だっこもさっと簡単にしたい方は「タートリーノNEO」。
肩への負担を少なくしたい方は「へこおび」。
へこおびの装着がどうしても苦手という方は「へこおんぶ」。
お好みやニーズに合わせてお選びください。

次号予告

おんぶのお供に“はんてん”を
ひと昔前の冬のおんぶには防寒の目的で使われていた「ねんねこ半纏(はんてん)」。
北極しろくま堂オリジナルサイトでは、おんぶの羽織って赤ちゃんと自分自身の保温を一緒にできるはんてんの取扱いを始めます。お互いの体温で温めあう時間は、赤ちゃんとママのとっておきのひとときになります。

編集後記

男の子、女の子、ちょっと大きめの子、小柄な子、ずっと抱っこされていたい子、ママの背中が大好きな子。
赤ちゃんの体型や好みがそれぞれ違うように、ママやパパの体型や好みも人それぞれ。北極しろくま堂のだっこひもおんぶひもは平面の布でできているので、引き方や結び方を少し変えるだけで使い心地を変えることができます。赤ちゃんとお母さんの「ちょうどいい」具合を感じて、自分仕様に使えるのがベビーウェアリングです。
SHIROKUMA mail editor: MK

EDITORS
Producer Masayo Sonoda
Creative Director Mayu Kyoi
Writer Mayu Kyoi, Masahiko Hirano, Nobue Kawashima
Copy Writer Mayu Kyoi, Masahiko Hirano
Photographer Yasuko Mochizuki, Yoko Fujimoto, Keiko Kubota
Illustration 823design Hatsumi Tonegawa
Web Designer Chie Miwa