☆年始のごあいさつ☆
新しい家族が増えて初めてのお正月を過ごされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。北極しろくま堂は、だっことおんぶの専門店として、みなさんが赤ちゃんと幸せな時間を過ごせるようお手伝いいたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Coming soon! 北極しろくま堂 新商品“Wrap you?
2016年、北極しろくま堂は新しい子守帯を発売します。
その名も”Wrap you?”
抱っこもおんぶもできる魔法の布です。デビュー直前!その魅力をみなさまにお伝えします。
”Wrap you?”は北極しろくま堂オリジナルのBaby Wrap(ベビーラップ)です。
ベビーラップとは幅70センチ前後、長さが2.7〜5.6mの長くて大きな平行四辺形の布です。この布に赤ちゃんと自分を一緒に包むようにして抱っこしたりおんぶしたりします。
幅が2倍、使い方が数倍になったへこおびと考えていただくとイメージしやすいかもしれません。
サイズによって使い方のバリエーションが変わります。
ベビーラップは、サイズ2〜7まであり、それぞれ長さが異なります。
後日ご紹介するフロント・ラップ・クロス・キャリーをするのにちょうどいいサイズを、ご自身の「ベースサイズ」と言います。そのベースサイズより2サイズ短いものは「ショートラップ」と呼ばれています。
ショートラップと呼ばれ、スリング状にして使うことが多いです。短い分、コンパクトにはなりますが、使い方が制限されてしまいます。上級者になると短いラップでも応用を利かせてうまく使いこなせるようになります。
ベースサイズになるラップはロングラップと呼ばれ、体型に合わせてどのサイズにするかを選びます。布が長い分、様々な使い方ができるので、初めてのベビーラップ購入を検討している方はロングラップの方が使いやすいです。また、おんぶをしたいと考えている方もロングラップをおすすめします。
サイズ | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
長さ(m) | 2.7 | 3.1 | 3.6 | 4.2 | 4.6 | 5.2 |
ベースサイズとして 使用する場合の 洋服のサイズ (参考) |
7号以下 | 9〜11号 | 13〜15号 | 15号以上 |
ショートラップの特徴
・スリング状にして使うことが多い。
・短くてコンパクト
・使い方に制限あり。
ロングラップの特徴
・バリエーションに富んだ使い方ができる
・初めてのラップにおすすめ。
ベビーラップは究極のベビーウェアリング
ベビーラップの最大の特長はその快適さ。布幅が広いので、ホールド力は抜群。ぴったりと密着した抱っこやおんぶができます。幅広の布が肩や背中をカバーするので、使用者の体への負担も少ないです。
また、使い方のバリエーションが多く、世界のベビーウェアラー(ベビーウェアリング愛好家)の間では日々新しい方法が生み出されています。
フィニッシュ(最後の布の結び方をこう呼びます)をどうするかでも、その方法はさまざま。
布が大きいだけに生地そのものの美しさにも注目が集まっています。生地の美しさと使い方の美しさの両方を組み合わせて、まるでファッションのように抱っこやおんぶを楽しめるのがベビーラップのおもしろさです。
同時にベビーラップは装着にコツがいるため、使いこなせるようになるまで練習が必要です。スリングやへこおびに比べると慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。
生地は北極しろくま堂オリジナル
Wrap you?の開発で最も苦労したのが生地作り。従来あるベビーラップは日本に比べて涼しく湿気の少ない国で作られたものが多く、夏に高温多湿になる日本で使うには暑すぎるのではないかと考えました。そこで、日本の気候にあったベビーラップの生地作りに取り組んだのです。「涼しさ」を重視して薄くて通気性の高い生地で試作してみたところ、ベビーラップならではの快適さが損なわれたり、使い勝手が悪くなってしまったりすることがわかりました。そこで、専門家のアドバイスもいただきながら、「使い心地のよさとクッション性を保ちながらも、極力軽くて薄くて通気性が高い生地」というわがままを実現することに成功しました。
できあがった生地は、綿100%のジャガード織り。ジャガード織りは柄が自由に入れられるので、デザイン性が高いのが特徴です。ファッションの一部として、抱っこやおんぶを楽しめますね。
最初に作った生地はすずめ柄。これから次々と新しいデザインを展開していく予定です。
”Wrap you?”=「抱っこする?」
”Wrap you?”の意味は「包もうか?」つまりは「抱っこ/おんぶする?」です。お母さんからお子様に向けて問いかける言葉をイメージしてつけました。
布の真ん中を示すタグも新しく作りました。へこおび同様、ベビーラップも布の真ん中を探してから巻き始めることが大切です。
”Wrap you?”を使って抱っこやおんぶをすると…
1枚の布でこのように抱っこ・おんぶができるとはびっくりですね。現在は欧米を中心に流行していますが、今後日本でも人気を集めること間違いなし!
発売は3月1日ごろを予定しています。
どうぞお楽しみに。
今月のおすすめ商品①
キュット ミー!
しじら織り モコ
淡いピンク色はファッションに取り入れやすく、男性でも抵抗なく使っていただけます。オールシーズン使いやすい色です。
>>キュット ミー!商品ページへ
キュット ミー!
しじら織り 水色
明るい水色で、フェミニン・カジュアルどちらにもよく合います。男女で兼用しやすいです。
>>キュット ミー!商品ページへ
キュット ミー!
しじら織り ふじ
他ではなかなか見ない、上品な薄紫色です。黄色の糸を入れて織っているので、日本人の肌になじみやすいです。
>>キュット ミー!商品ページへ
キュット ミー!
しじら織り ブラックウォッチ
黒・青・緑を組み合わせたチェック柄。コーディネート全体がキリッとしまり、かっこよく決まります。
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へこおび
しじら織り うすいろ
さくらに比べるとやわらかな印象のうすいろ。ピンクでも甘くなりすぎず、使いやすい色です。
>>へこおび商品ページ
へこおび
しじら織り チョコトリコ
明るく元気な気持ちにさせてくれるチョコトリコ。街中で人目をひくこと間違いなしのかわいさです。
>>へこおび商品ページ
へこおび
しじら織り ベージュ
カラフルな洋服がお好きな方におすすめのベージュ。へこおびの色味をシンプルにするとバランスが取りやすくなります。
>>へこおび商品ページ
へこおび
しじら織り オーガニック/ミルク
オーガニックならではの優しい白。吐き戻しが目立ちにくい色です。裾にあしらったオーガニックレースが揺れる様子がかわいいです。
>>へこおび商品ページ
キュット ミー!に新柄登場 TOIRO
名前の由来は十人十色のといろ。
アルファベットのTOIROにしたのは、反対から読むとORI(織り)の字が入っているから。
今までに無い大きなブロックチェックから作られるスリングは、商品によって柄の出方が違います。同じ布から作られていながらも、それぞれに表情やニュアンスがあり、一つ一つがオリジナル。
たて×よこの様々な色が織りなしていく、いろの楽しさ、深さ。
身に付ける人の雰囲気、その日の服でいろいろな顔を見せてくれるスリングです。
テキスタイルデザイナーでもあり、現在は保育士として日々子ども達と過ごされているChihiro Satoさんにデザインしていただきました。
布のことも、子どもたちのこともよく知る彼女の感性と思いが詰まった作品です。
今月のおすすめ商品②
キュット ミー!823
しじら織り さくら
季節を先取りしてさくら色のキュット ミー!823はいかがですか?春になったら抱っこしながらたくさんお出かけできますね。
>>キュット ミー!商品ページへ
キュット ミー!823
しじら織り ゆずりは
深いグリーンのしじら織りは、身につけるとぐっと落ち着いた雰囲気になります。赤ちゃんもすやすや眠ってくれるのではないでしょうか。
>>キュット ミー!商品ページへ
キュット ミー!823
しじら織り オーガニック/ブラウンギンガム
先日お会いしたお父さんがこの色のキュット ミー!で上手に抱っこしていました。男性でも違和感なく使っていただける色です。
>>キュット ミー!商品ページへ
キュット ミー!823
しじら織り オリンピアード/オーシャン
布の中央で色が切り替わっているので、初心者の方でも使いやすい配色になっています。どちらの肩にかけるかで印象がかわるのも魅力です。
>>キュット ミー!商品ページへ
マント
カーキ
カーキはカジュアルなコーディネートによく合います。ボタンなどの留め具はついていませんが、布の摩擦で肩にかけた部分が留まります。
マント
ブラック
ブラックのマントは上品でかっこいい印象。赤ちゃんが大きくなってもお母さん用として使えます。
マント
ブラウン
ブラウンは女性らしいコーディネートがお好きな方に。ドライクリーニング推奨品ですが、ご自宅でも洗えます。
マント
グレー
グレーは他の服と合わせやすくて便利。さっと羽織れるので、お出かけに重宝しますね。
次号予告
新春特別企画 対談「(仮)おんぶから見える世界」
横浜にあるUmiのいえ代表・斎藤麻紀子さんと店主・園田の新春対談企画です。子育てを見守る立場と学術的な立場、それぞれ異なった目線でおんぶについて語り合います。
編集後記
新商品Wrap you?を特集しましたが、年の初めにこうして新商品のご紹介ができることをとてもうれしく思います。開発から販売まで1年以上の時間を要しました。日本の気候でも使いやすい「薄くて軽くて涼しい」生地を目指して開発を進めてきましたが、ただその条件を満たすだけではベビーラップには不向きだとわかった時は頭を悩ませました。それまでの概念を捨てて一から生地の組織について見直し、多くの方のご協力により、納得の行く生地を作り上げることができましたこと、心から感謝いたします。
ベビーラップは確かに慣れるまでは少し時間がかかるかもしれません。しかし、これまでの商品以上の密着感と安定感が味わえます。特におんぶでは重たい子でもらくらく。体に対する負担が少ないのがうれしいところです。デビューまであと少し。早くみなさまの元にお届けしたい気持ちでいっぱいです。
SHIROKUMA mail editor: MK②